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3 使用の手引き
ノートブックPCの電源をオンにする
電源をオンにすると、ノートブックPCの電源オンメッセージがスクリーンに表示されます。必要に応
じ、ホットキーを使用して輝度を調節することができます。システム構成を設定または修正するため
にBIOSセットアップを実行する必要がある場合、起動時に[F2]を押してBIOSセットアップに入りま
す。スプラッシュスクリーンの間に[Tab]を押すと、BIOSバージョンなどの標準の起動情報が表示さ
れます。[ESC]を押すと、利用可能なデバイスから起動するための選択とともに、起動メニューが表
示されます。
重要:ハードディスクドライブを保護するために、ノートブックPCの電源をオフにした後、再びオン
にする前に5秒お待ちください。
注:起動する前に、電源をオンにするとディスプレイパネルが点滅します。これは、ノートブックPCの
テストルーチンの一部で、ディスプレイの故障ではありません。
重要:ディスクチェックユーティリティのソフトウェアを実行した後にも、起動中にメッセージが表示
される場合、ノートブックPCを修理に出す必要があります。そのまま使用すると、データが失われ
ることがあります。
パワーオンセルフテスト(POST)
ノートブックPCの電源をオンにすると、パワーオンセルフテスト(POST)と呼ばれる一連のソフトウェ
ア制御の診断テストが実行されます。POSTを制御するソフトウェアは、ノートブックPCアーキテクチ
ャの固定部分としてインストールされています。POSTには、ノートブックPCのハードウェア構成に関
する記録が含まれており、システムの診断チェックを行うために使用されます。この記録は、BIOSセ
ットアッププログラムを使用することによて作成されます。POSTが記録と既存のハードウェア間の
相違を発見すると、BIOSセットアップを実行することによって、競合を訂正するように要求するメッ
セージがスクリーンに表示されます。ほとんどの場合、ノートブックPCをお求めになったときに記
録を訂正する必要があります。テストが完了すると、ハードディスクにオペレーティングシステムが
事前ロードされていない場合、
「オペレーティングシステムが見つかりません」というメッセージが
表示されます。これは、ハードディスクが正しく検出され、新しいオペレーティングシステムをインス
トールする準備ができたことを示します。
S.M.A.R.T. (Self Monitoring and Reporting Technology)はPOST中にハードディスクドライブをチ
ェックし、ハードディスクドライブを修理する必要がある場合、警告メッセージを表示します。起動中
に重要なハードディスクドライブの警告が表示されたら、データを直ちにバックアップしWindowsデ
ィスクチェックプログラムを実行してください。Windowsのディスクチェックプログラムを実行する
には、(1)[マイコンピュータ] で任意のハードディスクドライブのアイコンを右クリックし、(2) [プロ
パティ] を選択し、(3) [ツール] タブをクリックし、(4) [今チェックする] をクリックし、(5)ハードディス
クドライブを選択し、(6) [完全] を選択して物理的損傷もチェックし、(7)[スタート]をクリックします。
SymantecのNorton Disk Doctorなどのサードパーティのディスクユーティリティは同じ機能を実
行しますが、使いやすさと機能において勝っています。
警告: ノートパソコンの電源がオンのときは、移動したりキャリーバッグに入れたりしないでくださ
い。高温となり危険です。