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付録
A
POST (Power On Self Test)
ポスト:電源投入時の自己診断。コンピュータの電源を入れた時、一番最初に実行される。
POSTは、メモリ・マザーボード回路・ディスプレイ・キーボード・ディスクドライブおよび他の入出
力装置をチェックする。
RAM (Random Access Memory)
ランダム・アクセス・メモリ:DRAM (Dynamic RAM), EDO DRAM (Extended Data Output DRAM),
SDRAM (Synchronous DRAM)などの種類がある。
ROM (Read Only Memory)
読み取り専用メモリ:特定のコンピュータ部品において固定プログラム(ファームウェア)を格納
するのに使われる不揮発性のメモリ。FlashROMおよびEEPROMは、プログラムの書換えが可能と
なっている。
Suspend Mode
サスペンドモード:コンピュータの休止状態のことで、本ノートパソコンでは、Save-to-
RAM(STR)状態のことをいう。CPUのクロックが停止し、電力消費は最低限に押さえられる。ノート
パソコンが一定時間アクセスされないと自動的にサスペンドモードに移行するようにBIOSセット
アップで設定できる。また、Fnキーを用いて手動でサスペンドさせることも可能である。サスペン
ドモード中は、ノートパソコンの電源LEDが点滅する。
System Disk
システムディスク:OSの基本ファイルを含み、コンピュータとOSを起動するのに用いられる。
Twisted-Pair Cable
ツイストペアケーブル:対撚り線のこと。イーサネット用ケーブルに用いられており、TPE(Twisted
Pair Ethernet)と呼ばれる。両端には、RJ-45コネクタが取り付けられており、ハブやネットワークカ
ードに接続できるようになっている。(RJ-11=電話機用コネクタとの違いに注意。互換性はない。)
UltraDMA/66 or 100
インテルによってデザインされた同期DMA技術である。PIIX4チップセットに実装されている。
従来のIDEデータ転送では、タイミング信号の立ち上がりのエッジしか用いてなかったが、Ultra
DMAでは、立ち上がりと立ち下がりの両方のエッジを用いる。PIO4に比べて理論上、転送速度が
2倍になる。Ultra ATAとも書く。
USB (Universal Serial Bus)
4芯のケーブルに最大127台の機器が接続できるインターフェイス。キーボード・マウス・ジョ
イスティック・スキャナ・プリンタ・モデム・ディスプレイなどのデータを 1種類の信号で共有でき
る、トークン方式のインターフェイスである。他の機器が稼働中でもケーブルの抜き差しが出来
る。1つのケーブルで同期・非同期方式に対応しており、最大転送速度は12Mビット/秒である。
USB2.0では、スピードが倍にあがり、これは、1394規格に匹敵する。