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ノートパソコンを使用する
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電源管理 -「スタンバイ」&「休止状態」
電源管理設定はWindowsのコントロールパネルにあります。次は、Windowsの電源オプションを
示しています。ディスプレイパネルを閉じたり、電源ボタンを押したり、スリープモードをアクティ
ブにする際のオプションとして、
「スタンバイ」または「シャットダウン」を定義することができます。
「スタンバイ」と「休止状態」は、一部のコンポーネントをオフにすることによって、ノートパソコン
を使用していないときに、電力を節約します。作業を再開するとき、最後の状態(例えば、半分ほど
スクロールしたドキュメントや途中まで入力した電子メール)が作業を続けていたみたいに、再
表示されます。
「シャットダウン」は全てのアプリケーションを終了し、保存されていない作業を保
存するかを尋ねるメッセージを表示します。
「スタンバイ」はサスペンドトゥラム(STR)と同じです。こ
の機能は、多くのコンポーネントがオフになっている間、
RAMに現在のデータと状態を保存します。RAMは揮発
性であるため、データを維持(リフレッシュ)するには電
力が必要です。操作方法: [スタート] | [シャットダウン]、
[スタンバイ] を選択します。
「休止状態」はサスペンドトゥディスク(STD)に同じで、
ハードディスクドライブに現在のデータと状態を保存し
ます。このオプションによって、RAMを周期的にリフレッ
シュする必要がなくなり、消費電力は大幅に抑えられま
すが、LANやモデムのような一部の呼び起こしコンポー
ネントに電力を供給する必要があるため、完全にオフ
にはされません。
「休止状態」は「スタンバイ」よりも多く
の電力を保存します。操作方法:「パワーオプション」で
休止状態を有効にし、[スタート] | [シャットダウン]、[休
止状態] を選択します。