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4 ノートパソコンを使用する
Trusted Platform Module (TPM) (特定のモデルのみ)
TPM はシステムボード上のセキュリティチップで、暗号化のためのコンピュータ処理キーを保護
します。このハードウェアベースのソリューションは、貴重なデータへのパスワード、暗号キーを盗
もうとするハッカーの攻撃を阻止します。アプリケーションの実行をより安定したものにし、円滑
なデータ転送を実現します。
TPM(Trusted Platform Module)はシステムボード上のハードウェアデバイスで、暗号化のため
のコンピュータ処理キーを保護します。
このセキュリティ機能は、下の括弧内に記載した、各TPMの持つ暗号化機能により内部的にサポ
ートされています(ハッシュ法、乱数発生、非対称暗号キー方式、非対称暗号/解読方式)。各シス
テムの各TPMは、シリコン製造過程に初期化された 独自の署名を持ち、安全性を強化していま
す。各 TPM はセキュリティデバイスとして使用される前に、既にオーナーを持っているわけです。
TPM アプリケーション
TPM はシステムセキュリティを強化します。TPMはオプションのセキュリティソフトと併用する
ことで、システム全体のセキュリティ、ファイルの保護、プライバシ保護を強化できます。BIOSや
OSに組み込まれたセキュリティシステムに比べ、遥かに高い安全性を提供します。
注:TPM はデフォルトでは無効になっています。BIOSメニューで有効にしてください。
注意! TPMセキュリティデータをバックアップする際は、TPMアプリケーションの「Restore」または
「Migration」機能を使用してください。
TPM
Windows のコントロールパネル から Security
Platform アプリケーション の起動ができます。
スタートメニューから Security Platform アプリケー
ションの起動ができます。
Security Platform の動作中は、Windows タスクバ
ーにアイコンが表示されます。
Security Platform アプリケーションを初めて起動す
るときは Yes をクリックし、指示に沿って設定してく
ださい。