background image
52
 ノートパソコンを使用する
ノートパソコンを使用する
熱パワーコントロール
本製品は、3つの電源コントロールで熱を管理します。これらの電源コントロールは、ユーザー設定
することはできません。次の温度は(CPUではなく)ケースの温度を表しています。
 ・ 温度が上限に達すると、ファンがオンになってアクティブ冷却を行います。
 ・ 温度が上限を超えると、CPUは速度を落としてパッシブ冷却を行います。
 ・ 温度が最大上限を超えると、システムはシャットダウンして冷却を行います。
スリープ & 休止状態
電源管理設定はWindows の「コントロールパネル」の「電源オプション」で行います。ディスプレイ
パネルを閉じたり、電源ボタンを押したり、スリープモードを有効にしたりする際のオプションとし
て、
「スタンバイ」または「シャットダウン」を定義することができます。
「スタンバイ」と「休止状態」
は、一部のコンポーネントをオフにすることによって、ノートパソコンを使用していないときに、電
力を節約します。作業を再開するとき、最後の状態が(例えば、半分ほどスクロールしたドキュメン
トや途中まで入力した電子メール)再表示されます。
「シャットダウン」は全てのアプリケーション
を終了します。
「スリープ」はSTR(Suspend to RAM)と同じです。こ
の機能は、多くのコンポーネントをオフにして、RAMに
現在のデータと状態を保存します。RAMは不安定であ
るため、データを維持(リフレッシュ)するには一定の
電力が必要です。
操作方法:
「スタート」→「▶」→「スリープ」
「休止状態」はSTD(Suspend to Disk)と同じでハード
ディスクドライブに現在のデータと状態を保存します。
また、RAMを周期的にリフレッシュしないため「スリー
プ」よりも節電効果が高く、消費電力を大幅に抑えま
す。ただし、LANやモデム等の一部の呼び起こし用のコ
ンポーネントに電力を供給するため、完全にオフには
なりません。
操作方法:
「スタート」→「▶」→「休止状態」